消費者被害防止劇団SasaLの名前の由来は
大文字 S・・埼玉県 L・・ライフ(生活)
「埼玉県の消費者の支えになりたい」という願いが込められています。
寸劇で消費者被害に多い悪質な手口を実演し、消費者ホットライン「188」の普及と消費生活センターの周知をしながら、楽しんでもらえる啓発をしています。
「被害に遭ってしまったらどうするか」また、「被害を未然に防ぐにはどうしたらいいか」など、消費生活相談員ならではの内容に心がけています。
また、寸劇だけにどどまらず、講座として請け負うことにも挑戦しています。
これまでに自治体主催の高齢者講座や埼玉県消費者大会等にも出演し、少人数の会場から数千人の大会場までを経験しました。時間も15分の寸劇から2時間の講座まで、依頼の内容に合わせて幅広い対応に応じています。
観衆を引きつけ、楽しんでもらうことは難しいことです。毎回、反省をしながら、仲間で話し合い、新しいことに挑戦しています。
素人劇団ですから、自分たちが楽しまなければ楽しんでもらえないので「楽しくやろう!」がモットーの劇団です。褒めあい、語り合い、笑いが多い仲間たちです。
2020年度から新型コロナの影響で、団体活動ができませんでした。その中で2022年にメンバーの有志で、消費者被害防止のための替え歌に体操を加えた映像「188体操」を作成し、消費者被害サポーターフォローアップ講座などで利用していたところ、熊本県消費者センター、埼玉県より利用許可のお尋ねがあり、ササエルとして利用許可を出すこととなりました。コロナ禍の中、歌は歌えなくとも身体を動かし楽しみながら消費者被害の手口を学ぶツールとして「188体操」を講座で使いたいとお声かけ頂けたことは、大変うれしいことでした。